子どもの勉強場所はどこがいいの?

ご家庭によって、子どもの勉強場所は様々だと思います。

今回は、「最も効率よく勉強できる場所」や、「暗記に適した勉強場所」に関する記事を書いてみたいと思います。

 

「リビングが一番いい」はほんと??

ネットやテレビでは、「リビングで勉強するのが一番いい」「東大生は子供のころからリビングで勉強していた」という話をよく耳にしますね。

本当にそうなのでしょうか?

私は、一概にそうとは言えないと思います。
私自身東大ですが、中学受験時代は自分の部屋で勉強していましたし、大学受験の時はカフェか図書館、もしくは塾の自習室、たまに自室という感じでした。

大事なのは、「自分が集中して勉強できるか」です。

「リビングがいい」と感じる人はもちろんそれでいいと思いますが、居心地よく集中して勉強することが出来ないのに、無理にリビングでやる必要は全くないと思います。

 

集中できればどこでも良い

勉強をするにあたって、「ここでなければならない」というのはありません。

お子さん一人ひとり、集中できる場所、というものがあるでしょうから、自分にとって最適だと思う場所で勉強するのがいいでしょう。

暗記は運動しながらすべし

先ほど私は、自室かカフェか図書館、自習室などで勉強していたと申し上げましたが、実はもう一つ私にとって重要な勉強場所がありました。

それは「自宅の廊下」です。

実は世界史の用語などの暗記に取り組むとき、廊下を歩き回りながら勉強していたのです。

しかしこれは決して珍しいことではありません。

ネットで検索すればいくつか関連サイトが出てくると思いますが、「運動しながら勉強する」という方法は、有効だと言われているのです。

私のように歩き回るのでも構いませんが、手を動かしたりするだけでも効果があるそうです。

私は、初めからこの事実を知っていたというわけではなく、大学受験勉強中に、たまたま動きたい気分だったので廊下で歩きながら暗記に取り組んでいたところ、「なんだか覚えやすいぞ」と感じ、あとから調べたらネットでもたくさん出てきた、という次第でした。

中学受験の時にも知っていれば、もっと暗記で楽が出来たのになあ、なんて思います。

これからお子さんの中学受験を目指されている方はもちろん、そうでない方も是非、お子さんにこのことを教えてあげてください。

 

集中できなくなったら場所を変えよう

私は大学受験の時、一日に4~5回勉強場所を変えました。

理由は、単に気分転換をしたかったからです。

しかしこの効果は侮れません。集中力が切れたらすぐに場所を変え、気持ちを切り替えて勉強するようにしていたので、時間を無駄にせずに済みました。

この点、いつも自室のみで勉強していた中学受験時代とは、勉強の効率において圧倒的な差がありました。
ずっと同じ場所で勉強していると、だんだん集中力が続かなくなり、気づいたらウトウト…なんていうこともあります。
場所を変えることで気分転換できますし、同時に移動で少し体を動かしますから、気持ちを切り替えやすくなります。

この「集中できなくなったら勉強場所を変える」という方法を、小学生のうちから取り入れてほしいと思います。

 

家族と勉強することも大事

必ずしもリビングで勉強する必要はもちろんありませんが、そうはいても、時々家族と一緒に勉強することは、子どもに良い影響を与えると思います。

別の記事にも書きましたが、私の教え子のお父様で、子どもたちと一緒に新聞を読んで話し合う、という方がいらっしゃいましたし、別の方は、算数の立体図形を一緒に作っていらっしゃいました。

このように、子どもが楽しんで勉強できるようご両親が工夫をしてあげることで、子どものモチベーションアップにもつながると思います。

しかし、ご両親が共働きなどでお忙しい場合、子どもの勉強のために工夫を凝らしている時間がない、という方もいらっしゃるでしょう。

そういう場合、出かける前、寝る前、テストの前などの少しの時間でいいので、お子さんが何を勉強しているのか聞いてあげてください。

これには二つの効果があります。

ひとつは、子ども自身が、学習したことをアウトプットすることによって、より理解が深まる、ということ、そしてもう一つは、子どもが両親から自分の勉強に関して関心を持ってもらっているという安心感をもち、やる気につながるということです。

しかし、干渉し過ぎは禁物です。

勉強は自主的にしてこそ意味があるので、子どもの自主性を尊重しつつ、しっかり見守っているからね、という態度を示してあげましょう。

教師の立場から見ていても、そのようなご家庭が一番生徒さんの成績の伸びも良いです。

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